足の爪が剥がれた!病院に行かなくても大丈夫?自分でできる応急処置
「転んで足の爪が剥がれた!」「でも、病院に行かないとまずいのかな…」
足の爪が剥がれてしまうと、見た目にも痛々しく、どう対処すればいいか迷ってしまいますよね。仕事や学校が忙しくて、すぐに病院に行けないという方もいるでしょう。
この記事では、足の爪が剥がれた時の応急処置の方法と、病院に行かないで様子を見ても大丈夫なケース、そしてすぐに病院に行くべきケースについて、分かりやすく解説します。
自分でできる応急処置とケア
もし足の爪が剥がれたら、まずは以下の応急処置を落ち着いて行いましょう。
1. 患部を清潔にする
出血している場合は、清潔なガーゼやティッシュでしっかりと止血しましょう。
流水で、爪の生え際や指の周りを優しく洗い、ゴミや泥をきれいに洗い流します。石鹸を使っても大丈夫です。
2. 消毒する
傷口を消毒液で消毒し、細菌の繁殖を防ぎます。
ただし、小さなお子さんの場合は、しみることがあるので、消毒液の使用は慎重に。流水でしっかりと洗うだけでも効果はあります。
3. 保護する
清潔なガーゼを当て、剥がれかかっている爪を固定するように包帯やテープで留めましょう。
爪が完全に取れてしまった場合は、ガーゼの上から絆創膏を貼って、傷口を保護します。
この応急処置の後も、傷口を清潔に保ち、毎日ガーゼを交換することが大切です。
病院に行かなくても大丈夫なケースと注意点
以下のようなケースでは、応急処置と自宅でのケアで様子を見ても大丈夫なことが多いです。
爪が一部だけ剥がれた:爪の根元がしっかり残っていて、わずかな部分だけが剥がれている場合。
出血が少ない、または止まった:軽度の出血で、すぐに止血できた場合。
強い痛みがなく、化膿していない:応急処置後、激しい痛みがなく、赤みや腫れがない場合。
病院に行くべきケースと受診の目安
以下のような場合は、自己判断せずにすぐに病院を受診しましょう。
爪が根元から完全に剥がれた:爪の根元にある「爪母(そうぼ)」という部分が損傷している可能性があり、新しい爪が生えてこなくなる恐れがあります。
出血がひどい、止まらない:指の奥まで傷が達している可能性があり、感染症のリスクも高まります。
激しい痛みや腫れ、内出血がある:指の骨にヒビが入っていたり、感染症を起こしていたりする可能性があります。
化膿している:時間が経ってから、赤く腫れて熱を持ったり、膿が出てきたりした場合は、すぐに受診しましょう。
足の爪が剥がれたら、一般的には整形外科や皮膚科を受診しましょう。
まとめ
足の爪が剥がれた時、軽度なものであれば、応急処置と自宅でのケアで様子を見ても大丈夫な場合があります。しかし、完全に剥がれたり、出血がひどかったりする場合は、感染症のリスクや爪が生えてこなくなる可能性を考えて、すぐに病院に行くことが大切です。
痛みがひどい、腫れてきたなど、少しでも不安を感じたら、迷わず医療機関に相談してくださいね。