知ってた?トウモロコシのひげは1本1本が粒と繋がっている!
夏の風物詩、トウモロコシ。甘くてぷりぷりの粒を頬張ると、思わず笑顔になりますよね。でも、食べる前にふと疑問に思ったことはありませんか?
「このフサフサしたトウモロコシのひげって、一体何のためにあるんだろう?」
実はこのひげ、私たちの想像以上に大切な役割を担っているんです。
今回は、トウモロコシのひげと粒の、驚きの関係を大解剖!これを知れば、いつものトウモロコシがもっと美味しく感じられるかもしれませんよ。
トウモロコシのひげの数=粒の数!?
いきなりですが、結論からお伝えします。
「トウモロコシのひげの数は、粒の数とほぼ同じ」なんです!
これは、トウモロコシの構造を理解すると、納得できます。
普段私たちが食べている甘い粒は、実は一つ一つが独立した「雌花(めばな)」です。そして、ひげは一つ一つの雌花から伸びた「花柱(かちゅう)」と呼ばれる部分です。
トウモロコシのてっぺんにある穂(おばな)から飛んできた花粉が、ひげの先端に付着し、そのひげの中を花粉が下りていき、粒(雌花)と結びついて受粉が完了します。この受粉を経て、粒は甘く、大きく成長するのです。
つまり、一本のひげが、一つの粒へと繋がっているというわけです。
トウモロコシの成長とひげの関係
トウモロコシのひげは、その成長にとって欠かせないものです。
花粉をキャッチする
トウモロコシは、風の力で花粉を飛ばす「風媒花(ふうばいか)」です。ひげがフサフサしているのは、より多くの花粉をキャッチするため。一本でも多くのひげが受粉できるよう、トウモロコシはひげを長く伸ばします。
粒の成長を促す
すべてのひげに花粉が届けば、すべての粒がぷっくりと膨らみます。逆に、もし一部のひげにしか花粉が届かなかった場合、受粉できなかったひげに対応する粒は成長せず、まばらに実がついてしまうことがあります。
粒がぎっしり詰まったトウモロコシを選ぶには?
この豆知識を知っていると、スーパーで新鮮なトウモロコシを選ぶ際にも役立ちます。
ひげの色を見る:
新鮮で受粉がうまくいったトウモロコシは、ひげがツヤツヤしていて、茶色くなっています。逆に、ひげが乾燥してパサパサしているものは、収穫から時間が経っている可能性があります。
先端まで実が詰まっているか:
トウモロコシの皮を少しめくって、先端まで粒がぎっしり詰まっているか確認してみましょう。先端まで粒が詰まっているのは、ひげの先端までしっかり受粉が行われた証拠です。
トウモロコシの旬は夏。この豆知識を活かして、ぜひ美味しいトウモロコシを見つけてみてくださいね。