カラコンで目が痛い…!その原因と対処法、快適に使う秘訣

 

「せっかくおしゃれのためにカラコンを着けたのに、なんだかゴロゴロする…」「目が痛くて、もう外したい!」

カラコンを愛用している方なら、一度はこんな経験をしたことがあるかもしれませんね。目の痛みはつらいだけでなく、放置すると大きなトラブルに繋がりかねません。

今回は、カラコンで目が痛くなる主な原因と、いますぐできる対処法、そして何よりも大切な「快適にカラコンを使い続けるための秘訣」を徹底解説します。あなたの目が健康で、おしゃれも楽しめるように、ぜひ参考にしてください!

なぜカラコンで目が痛くなるの?主な原因をチェック!

カラコンを着けて目が痛くなる原因は、いくつか考えられます。あなたの状況に当てはまるものがないか、確認してみましょう。

1. レンズが汚れている・傷ついている

これは最も一般的な原因かもしれません。

  • 化粧品や皮脂の付着: 手についた化粧品や洗顔料、顔の皮脂などがレンズに付着すると、異物感や痛みの原因になります。

  • ホコリやゴミ: 空気中のホコリや小さなゴミがレンズに付着したり、レンズと目の間に入り込んだりすると、摩擦で痛みを感じます。

  • レンズの傷: レンズを扱う際に爪で傷つけてしまったり、乾燥でレンズが硬くなり傷がついたりすると、装用時に目に刺激を与えてしまいます。

2. レンズの乾燥

特に目が乾きやすい方は要注意です。

  • 水分不足: カラコンの素材によっては、乾きやすいものもあります。長時間装用したり、空調の効いた乾燥した場所にいたりすると、レンズの水分が蒸発して目が乾燥し、レンズが目に張り付くような感覚や痛みを感じることがあります。

  • 目の乾き(ドライアイ): もともとドライアイ傾向のある方は、カラコンを装用することでさらに目の乾燥が進みやすくなります。

3. レンズのベースカーブ(BC)が合っていない

レンズのカーブが目のカーブに合っていないと、目に負担がかかります。

  • BCが合わない: カラコンには、それぞれ「BC(ベースカーブ)」というレンズのカーブの度合いを示す数値があります。この数値が目のカーブと合っていないと、レンズが目に強く密着しすぎたり(きつすぎる)、逆に浮いてしまったり(ゆるすぎる)して、ゴロゴロ感や痛み、不快感を引き起こします。

4. 装用時間が長い・使用期限を超えている

ついついやってしまいがちなNG行動です。

  • 長時間の装用: レンズは目に負担をかけるもの。推奨されている装用時間を超えて使い続けると、目が酸素不足になったり、乾燥が進んだりして、痛みや充血の原因になります。

  • 使用期限切れ: 1日使い捨て、2週間交換、1ヶ月交換など、カラコンにはそれぞれ決められた使用期限があります。使用期限を過ぎたレンズは、素材が劣化して目にダメージを与えたり、雑菌が繁殖しやすくなったりするため、絶対に使用してはいけません。

5. 眼のトラブル・病気

カラコンのせいだけではない、目の病気が隠れている可能性も。

  • アレルギー性結膜炎: 花粉やハウスダストなどに対するアレルギー反応で、目がかゆくなったり、充血したり、異物感を感じたりすることがあります。カラコンが刺激になることも。

  • 角膜炎・結膜炎: 細菌やウイルス感染、またはレンズの刺激によって角膜や結膜に炎症が起きている場合、強い痛みや充血、目やになどの症状が出ます。これは放置すると視力低下など深刻な事態になることもあるため、特に注意が必要です。

  • 巨大乳頭結膜炎: レンズの汚れやアレルギー反応によって、まぶたの裏にブツブツができ、レンズとの摩擦で痛みやかゆみが生じる病気です。

目の痛みに気づいたら!いますぐできる対処法

カラコンを着けていて痛みを感じたら、まずは以下の対処法を試してみてください。

  1. すぐにカラコンを外す: これが最も重要です。痛みを我慢して装用し続けると、症状が悪化する可能性があります。

  2. 目を休ませる: カラコンを外したら、目を閉じてしばらく休ませましょう。

  3. 目薬をさす: 防腐剤フリーの人工涙液タイプの目薬をさして、目の乾燥や異物を洗い流すようにします。ただし、カラコンを装着したまま使える目薬とそうでない目薬があるので、必ず確認しましょう。

  4. 清潔な手で触る: 目やレンズに触れる際は、必ず石鹸で手を洗い、清潔なタオルで拭いてから行いましょう。

  5. 新しいレンズを試す: もし手元に新しいレンズがあれば、清潔な新しいレンズを試してみましょう。古いレンズや汚れたレンズが原因だった場合は、痛みが改善する可能性があります。

【要注意!】これらの症状が出たら、すぐに眼科へ!

上記対処法を試しても痛みが引かない、または以下の症状がある場合は、自己判断せずにすぐに眼科を受診しましょう。

  • 痛みがどんどんひどくなる

  • 目が充血している

  • 目やにがたくさん出る

  • 涙が止まらない

  • まぶたが腫れている

  • 見え方がおかしい(かすむ、光がまぶしいなど)

快適にカラコンを装用するための秘訣

目のトラブルを未然に防ぎ、快適にカラコンを楽しむためには、日頃からの心がけが大切です。

1. 眼科で定期検診を受ける

これが最も重要です!カラコンは高度管理医療機器です。インターネットや量販店で手軽に買える時代ですが、必ず眼科で目の状態を診てもらい、処方箋に基づいて購入しましょう。自分の目に合ったBC(ベースカーブ)やDIA(直径)、含水率などを知ることが、快適な装用には不可欠です。また、定期的に目の健康状態をチェックしてもらうことで、トラブルの早期発見・治療に繋がります。

2. 正しいお手入れを徹底する(2week/monthlyの場合)

毎日のお手入れが目の健康を守ります。

  • 正しい方法で洗浄・消毒: レンズケースから取り出す際も、必ず指の腹を使い、爪を立てないように注意しましょう。レンズケア用品の指示に従い、こすり洗いとすすぎをしっかり行いましょう。

  • レンズケースは清潔に: レンズケースも雑菌が繁殖しやすい場所です。毎日洗浄液を替え、定期的にケース自体も洗浄し、乾燥させましょう。できれば1〜3ヶ月に一度は新しいケースに交換してください。

3. 装用時間は守る

「もったいないから」「まだ使えるから」という理由で、推奨された装用時間を守らないのはNGです。1日使い捨てタイプは外したら捨てる、2週間タイプは開封後2週間で捨てる、というルールを徹底しましょう。

4. 目薬を上手に活用する

乾燥が気になる場合は、カラコン装用中に使えるタイプの目薬を常備しておきましょう。目が乾く前に、こまめにさすのがポイントです。

5. 化粧品選びと使い方に注意

マスカラやアイライナーなどの化粧品がレンズに付着すると、汚れや痛みの原因になります。

  • オイルフリーの製品を選ぶ: 化粧品がレンズに付着しにくい、オイルフリーやウォータープルーフではない製品を選ぶと良いでしょう。

  • カラコンを着けてからメイク、外してからクレンジング: メイクをする前にカラコンを装着し、クレンジングをする前にカラコンを外す習慣をつけましょう。

6. 乾燥しやすい環境を避ける・対策する

長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用、エアコンの風が直接当たる場所などは、目が乾燥しやすくなります。意識的にまばたきを増やしたり、加湿器を使ったりするなどの対策を心がけましょう。

まとめ:おしゃれと目の健康を両立させよう!

カラコンは、気軽に目の印象を変えられる便利でおしゃれなアイテムです。しかし、使い方を誤ると大切な目を傷つけてしまう可能性も。

目の痛みは、体が発する「助けてサイン」です。そのサインを見逃さず、適切な対処と日頃からのケアを徹底することで、あなたは安心してカラコンを使い続けることができます。

目の健康を守りながら、カラコンで毎日のおしゃれを思いっきり楽しみましょう!

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