【失礼ゼロ!】結婚式の招待状、スマートな返信マナーと「心温まる」メッセージ文例集
「結婚式の招待状が届いたけど、返信の書き方ってこれで合ってる?」
「お祝いのメッセージ、何を書けば喜んでもらえるんだろう…」
大切な友人や家族からの結婚式の招待状。二人の門出を祝う大切なメッセージだからこそ、失礼なく、心からの「おめでとう」を伝えたいですよね。でも、いざ返信しようとすると、「マナーは?」「メッセージは何を書けばいいの?」と、意外と悩んでしまうもの。
この記事では、結婚式の招待状返信における基本のマナーから、出席・欠席・保留の場合の具体的な書き方、そして相手に喜ばれる**「お祝いメッセージの文例集」**まで、あなたの疑問を全て解消します。さらに、返信期日や連名での返信、アレルギー対応など、よくある疑問にもお答えします。これを読めば、あなたはもう返信マナーで迷うことはなく、スマートに、そして心温まるメッセージで二人を祝福できるようになるはず!
さあ、今日からあなたも、結婚式の招待状返信の達人になりましょう!
まずはココから!結婚式招待状返信の「基本マナー」
素敵な返信をするためには、まず基本的なマナーを押さえることが大切です。
1. 返信期日を厳守する!
招待状に記載されている**返信期日(通常1ヶ月以内)**は、新郎新婦が人数を確定させ、会場や料理の手配を進めるための大切な目安です。
できるだけ早く、遅くとも2~3日以内には返信するのがベスト。遅れる場合は必ず新郎新婦に直接連絡しましょう。
2. ボールペンか万年筆で丁寧に!
返信は、黒のボールペンまたは万年筆で記入するのが基本です。消えるボールペンは避けましょう。
丁寧な文字で、心を込めて書きましょう。
3. 修正は「寿」の文字で!
招待状の返信ハガキには、すでに「行」「宛」「様」などの文字が印刷されています。これらを二重線で消す際は、「寿」の字を上から書くか、定規を使って二重線を引きましょう。
修正液や修正テープは使わないのがマナーです。
4. 出席・欠席はどちらかに丸!
「御出席」「御欠席」のどちらかに丸をつけます。
出席する場合も、欠席する場合も、「御」という敬語の文字は二重線で消すのを忘れないでください。
5. 丁寧な言葉遣いを心がける!
新郎新婦が親しい友人であっても、フォーマルな場への招待状なので、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
句読点(、。)は使わず、スペースで区切るのがマナーとされています。
シーン別!招待状返信の具体的な書き方とメッセージ文例
ここからは、具体的な返信の書き方と、相手に喜ばれるメッセージの文例をご紹介します。
【出席の場合】「喜んで!」の気持ちを込めて
「御出席」の「御」と「御欠席」を二重線(または寿の字)で消し、「出席」に丸をつける。
「ご芳名」「ご住所」「ご連絡先」などの「ご」「御」を二重線(または寿の字)で消す。
「寿」で消した後に「させていただきます」などを書き加える。
例:「御出席」→「御寿出席させていただきます」
メッセージ欄に、お祝いの言葉と、出席の喜びを伝えるメッセージを記入する。
【メッセージ文例:友人向け】
「ご結婚おめでとうございます
ご招待いただき大変嬉しく思います
喜んで出席させていただきます
お二人の晴れ姿を心より楽しみにしております」
【メッセージ文例:上司・親族向け】
「この度はご結婚誠におめでとうございます
慶んで出席させていただきます
お二人の晴れの日を心よりお祝い申し上げます」
【メッセージのポイント】
招待への感謝と出席の喜びを伝える。
二人の幸せを願う言葉を入れる。
句読点は使わない。
「重ね言葉(重ね重ね、いよいよ、くれぐれも)」や「忌み言葉(切れる、割れる、離れる、破れるなど)」は避ける。
【欠席の場合】丁重に、しかし温かく
どうしても出席できない場合は、丁重に欠席の意思を伝え、お祝いの気持ちはしっかりと伝えましょう。
「御欠席」の「御」と「御出席」を二重線(または寿の字)で消し、「欠席」に丸をつける。
「ご芳名」「ご住所」「ご連絡先」などの「ご」「御」を二重線(または寿の字)で消す。
「寿」で消した後に「させていただきます」などを書き加える。
例:「御欠席」→「御欠席させていただきます」
メッセージ欄に、お祝いの言葉、欠席のお詫び、そして別の形でお祝いする気持ちを記入する。
欠席理由の記載は不要です。具体的な理由を書くと、新郎新婦が気を遣ってしまうため、「やむを得ない事情で」など、ぼかした表現にしましょう。
【メッセージ文例:友人向け】
「ご結婚おめでとうございます
残念ながら当日は所用のため
欠席させていただきます
また改めてお祝いさせてください
末永いお幸せを心よりお祈り申し上げます」
【メッセージ文例:上司・親族向け】
「この度はご結婚誠におめでとうございます
誠に恐縮ながら所用のため
欠席させていただきます
お二人の末永い幸せを心よりお祈り申し上げます」
【メッセージのポイント】
お祝いの言葉を先に伝える。
欠席することへの丁重な詫びを伝える。
欠席理由は具体的な記載を避ける。
後日改めてお祝いする気持ちを伝える。
【保留の場合】すぐに連絡を!
返信期日までにどうしても決められない場合は、必ず新郎新婦に直接連絡を入れましょう。ハガキでの返信はせず、状況を説明し、返信が遅れる旨を伝えます。
連絡方法: 電話が最も丁寧です。難しい場合は、メールやSNSでも構いませんが、相手がすぐに確認できる方法を選びましょう。
伝える内容: 返信が遅れることへのお詫び、返信が遅れる理由(具体的な説明は不要)、いつまでに返信できるかの目安。
よくある疑問を解消!招待状返信Q&A
Q1. 返信ハガキにアレルギーや苦手な食材を記入する欄があるけれど、どうすればいい?
A. 遠慮なく具体的に記入しましょう。新郎新婦は、ゲストに快適に過ごしてほしいと考えています。ただし、**「〇〇が食べられない」というネガティブな表現ではなく、「〇〇は得意ではありません」「〇〇のアレルギーがあります」**のように、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
Q2. 夫婦で招待された場合、連名で返信する?
A. 基本的に世帯で1枚の招待状が届きます。その場合、代表者(夫)の名前の横に妻の名前を書き、それぞれの「行」を二重線で消して「様」に直します。メッセージは連名で記載しましょう。
例:「ご芳名」の夫の下に妻の名前を書き、両方の「行」を「様」に修正。
Q3. 返信ハガキに「〇月〇日までにご返信ください」とあるけど、ギリギリまで待っていい?
A. いいえ、なるべく早く返信しましょう。 ギリギリまで待つのはマナー違反です。新郎新婦は招待状の返信状況を見て、引き出物や席次、料理の最終人数などを決定します。返信が遅れると、彼らに余計な負担をかけてしまいます。
Q4. メッセージ欄が小さい場合はどうすればいい?
A. 短くても心を込めたメッセージであれば十分です。どうしても書ききれない場合は、結婚式当日にメッセージカードを渡したり、電報や祝電を送ったりするのも良いでしょう。
まとめ:スマートな返信で、二人の門出を祝福しよう!
結婚式の招待状の返信は、単なる出欠の連絡ではありません。新郎新婦への祝福の気持ちを伝える、最初のメッセージです。
期日厳守で、丁寧な文字で記入。
**「寿」**で修正し、丁寧語を使う。
出席なら喜びを、欠席なら丁重なお詫びと祝福を伝える。
アレルギーは具体的に、連名ならそれぞれの「行」を修正。
この記事でご紹介したマナーと文例を参考に、あなたもスマートに、そして心温まる返信で、大切な二人の門出を祝福してあげてください。きっと、あなたの気持ちが新郎新婦に伝わり、喜んでもらえるはずです。
さあ、ペンを手に取って、あなたの「おめでとう」を届けましょう!