コンタクトレンズ装着時に片目がぼやける!原因と自分でできる対処法


「あれ?コンタクトレンズをつけているのに、片方の目だけぼやける…」

こんな経験はありませんか?せっかくコンタクトレンズをつけても、片目だけぼやけていると視界が悪く、日常生活にも支障が出てしまいますよね。

この現象にはいくつかの原因が考えられます。この記事では、コンタクトレンズ装着時に片目がぼやける主な原因と、ご自身で試せる対処法、そして眼科を受診すべきケースについて詳しく解説します。もう悩まない快適な視界を取り戻しましょう!


片目がぼやける主な原因

コンタクトレンズをつけていて片目だけぼやける場合、以下のような原因が考えられます。

1. レンズの汚れや乾燥

これが最も一般的な原因です。

  • タンパク質や脂質などの汚れ: 目や涙に含まれるタンパク質や脂質がレンズに付着し、曇りやぼやけを引き起こします。特に、メイク汚れや皮脂が付着しやすいこともあります。

  • レンズの乾燥: パソコンやスマートフォンの使用、エアコンの風、乾燥した環境などにより、レンズが乾燥して表面が乾くとぼやけを感じやすくなります。

2. レンズの破損や変形

  • レンズの傷や破れ: レンズに小さな傷が入っていたり、目に見えないほどの破れがあったりすると、光が乱反射してぼやけの原因になります。

  • レンズの裏表間違い: ソフトコンタクトレンズは裏表を間違えて装着すると、装用感が悪くなるだけでなく、視界がぼやけることがあります。フチの形やレンズのカーブで見分けられます。

  • レンズの破損: 硬いコンタクトレンズ(ハードコンタクトレンズ)の場合、落としたり衝撃を与えたりすることで欠けたりヒビが入ったりすることがあります。

3. 度数が合っていない

  • 左右で視力差がある: 左右の目の度数が大きく異なる場合、片方のレンズの度数が合っていない可能性があります。

  • 視力の変化: 長期間同じ度数のレンズを使用している場合、視力が変化していることも考えられます。

4. 眼の状態によるもの

  • 目の乾燥(ドライアイ): 目自体が乾燥していると、涙の量が不足したり質が悪くなったりして、レンズが目に馴染まずぼやけることがあります。

  • アレルギー性結膜炎: 花粉やハウスダストなどによるアレルギーで目が炎症を起こしている場合、目やにが出たり、レンズの表面が汚れたりしてぼやけることがあります。

  • 目の病気: 角膜炎、結膜炎、緑内障、白内障など、目の病気が原因で視界がぼやけることもあります。特に、急なぼやけや痛み、充血などを伴う場合は注意が必要です。

5. 左右のレンズの取り違え

左右で度数が異なるレンズを使用している場合、間違って逆の目に装着してしまうと、片方だけぼやける原因になります。特に朝の忙しい時間帯や、うっかりしている時に起こりやすいミスです。


自分でできる!コンタクトレンズのぼやけ対処法

片目がぼやけた時に、まずご自身で試せる対処法をいくつかご紹介します。

1. レンズを外して洗浄・確認する

  • 正しいケアで汚れを落とす: 一度レンズを外し、正しい方法で丁寧に洗浄し直しましょう。こすり洗いが必要なタイプのレンズは、指の腹で優しく丁寧に洗うことが大切です。

  • 破損・変形・裏表を確認: 洗浄後、レンズを傷つけないように注意しながら、破損や変形がないか、ソフトレンズの場合は裏表が合っているかをよく確認して再装着してみましょう。

2. 目薬をさす

  • コンタクトレンズ用目薬: レンズ対応の目薬をさして、目の乾燥やレンズの潤い不足を解消してみましょう。防腐剤フリーのものがおすすめです。

  • 人工涙液: 涙に近い成分の人工涙液も、目の潤いを補給するのに役立ちます。

3. 新しいレンズに交換する

  • 使用期間を守る: 1日使い捨てレンズなら毎日、2週間使い捨てなら2週間で、必ず新しいレンズに交換しましょう。使用期間を過ぎたレンズは、汚れが蓄積しやすく、酸素透過性も低下している可能性があります。

  • 予備のレンズを試す: まだ使用期間内のレンズでもぼやける場合は、一度新しい(または予備の)レンズに交換して、改善するかどうか試してみましょう。

4. 目の休憩をとる

  • 目を休ませる: 長時間コンタクトレンズを装着していると、目が疲れて乾燥しやすくなります。一時的にレンズを外し、目を休ませる時間をとりましょう。

  • 意識的にまばたきを増やす: 目を潤すために、意識的にまばたきの回数を増やしてみましょう。


こんな時は眼科を受診しよう!

上記の対処法を試しても改善しない場合や、以下のような症状がある場合は、自己判断せずにすぐに眼科を受診しましょう。

  • 痛みを伴うぼやけ: 目に痛みやゴロゴロとした異物感がある場合。

  • 充血や目やに、涙が増える: 目の炎症が疑われる場合。

  • 視界全体がかすむ、急激な視力低下: 目の病気の可能性も考えられます。

  • 光をまぶしく感じる: 光過敏症や、目の病気のサインであることがあります。

  • 何度も同じ目にぼやけが起こる: 特定の目に繰り返し症状が出る場合。

  • レンズを交換しても改善しない: レンズ自体ではなく、目の状態に原因がある可能性が高いです。

早期発見・早期治療が、目の健康を守る上で非常に重要です。


まとめ:快適なコンタクトレンズライフのために

コンタクトレンズ装着時の片目のぼやけは、多くの人が経験するトラブルですが、その原因は様々です。まずは、レンズの汚れや乾燥、破損など、ご自身で確認できることから対処を試みてください。

しかし、症状が改善しない場合や、痛みや充血などの他の症状を伴う場合は、迷わず眼科を受診することが大切です。目の健康は、日々の快適な生活を送る上で欠かせません。適切なケアと定期的な眼科受診で、クリアな視界を保ち、快適なコンタクトレンズライフを送りましょう!

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