「コンタクトが目の中にあるか分からない!」焦った時の対処法と入れにくい時の解決策
コンタクトレンズを使っている方なら、「あれ?レンズが目の中にあるか分からない…」「ちゃんと入ってるはずなのに、ゴロゴロする…」と、焦ってしまった経験があるのではないでしょうか?特に、初めてコンタクトを使う方や、急いでいる時など、見えないだけに不安になりますよね。
この記事では、そんな困った事態に陥った時のための、コンタクトレンズが目の中にあるか分からない時の確認方法と対処法を詳しく解説します。さらに、レンズがなかなか目に入らない時の効果的なコツもご紹介。もうコンタクトで悩まない!安心して快適なコンタクトレンズライフを送りましょう。
コンタクトが目の中にあるか分からない!焦らず確認する方法
「もしかして、レンズが目の奥に入り込んじゃった!?」とパニックになる前に、まずは落ち着いて以下の方法で確認してみましょう。
1. 鏡でじっくり確認する
基本中の基本ですが、明るい場所で鏡を使い、目を大きく開けて、上下左右に動かしながら確認します。
まぶたをしっかり開ける: 上まぶたを指でしっかり持ち上げ、下まぶたも下に引き下げて、白目全体が見えるようにします。
目をゆっくり動かす: 黒目の上や下、左右の白目など、レンズがズレていないかゆっくりと確認します。レンズがひっくり返ってまぶたの裏に張り付いていることもあります。
2. 目の中に何か異物感はある?
レンズが入っている場合、多かれ少なかれ異物感やゴロゴロ感を感じることがほとんどです。
「何も感じない」「むしろスースーする」という場合は、レンズが入っていない可能性が高いです。
3. 視力はどうか?
コンタクトレンズを入れている方は、裸眼と入れた時で視力に大きな差があるはずです。
よく見える: レンズが正しく入っている可能性が高いです。
裸眼と変わらない、むしろ見えにくい: レンズが入っていない、もしくはズレてしまっている可能性があります。
4. 目薬をさしてみる
防腐剤の入っていない**人工涙液(ソフトコンタクトレンズ対応のもの)**を点眼してみましょう。
レンズが乾燥して張り付いている場合、潤って動きやすくなり、見つけやすくなることがあります。
もしレンズが入っていない場合は、目に刺激を与えることなく、目を潤すことができます。
5. まぶたの裏もチェック!
レンズが上まぶたの裏側にずれて入り込んでいることがあります。
上まぶたをひっくり返すように持ち上げ、ゆっくりと確認します。
レンズの縁が見えたら、目薬をさして潤し、ゆっくりと黒目の位置に戻すように誘導します。
【もしレンズが見つからない場合】
上記の確認方法を試してもレンズが見つからず、それでも異物感が続く場合は、**無理に探そうとせず、眼科を受診しましょう。**目の奥にレンズが入り込むことは医学的にありませんが、結膜の裏などに挟まっている可能性や、目に見えない傷ができている可能性も考えられます。
コンタクトレンズが入りにくい!そんな時の解決策
「何度やってもレンズが目に入らない!」「指から離れてくれない…」コンタクトレンズの装着に手こずる方も多いはず。いくつかコツを掴めば、スムーズに入れられるようになりますよ!
1. 基本中の基本!清潔な手で
目に入れるものなので、当たり前ですが手を石鹸で洗い、清潔なタオルでしっかり水気を拭き取ってから触りましょう。指先に水分が残っていると、レンズがくっつきにくくなります。
2. レンズの表裏をしっかり確認
レンズには必ず表と裏があります。お椀型(U字型)になっていれば表、フチが反り返っている(V字型)場合は裏です。裏返しのまま装着すると、ゴロゴロしたり、すぐにズレたり、異物感が続く原因になります。指に乗せて横から見て、きれいなお椀型になっているか確認しましょう。
3. 上下まぶたをしっかり開く
レンズを装着する際に、まばたきでレンズが動かないよう、利き手ではない方の手で上まぶたをしっかり持ち上げ、利き手の中指で下まぶたをしっかり引き下げて固定します。この時、まつげが邪魔にならないよう、根元をしっかり押さえましょう。
4. 視線は「遠く」または「上」へ
レンズを目に入れる際、つい黒目を見てしまいがちですが、そうするとまばたきしてしまったり、恐怖心で目が動いたりしやすくなります。
鏡の奥の遠くの景色を見るように意識する。
真上を見るように意識する。
眉間あたりを見るように意識する。
こうすることで、目を固定しやすくなり、レンズを入れやすくなります。
5. レンズは黒目にゆっくりと優しく乗せる
レンズを乗せた指を、黒目にゆっくりと、真横からではなく正面から近づけていきます。優しく、そっと黒目の上に乗せるイメージです。急に近づけると恐怖心で目が閉じてしまうので、焦らず行いましょう。
6. 乾燥している場合は目薬や装着液を
レンズが乾いていて指にくっつきやすい場合や、目が乾燥している場合は、コンタクトレンズ用の装着液や人工涙液(ソフトコンタクトレンズ対応)を1滴レンズに垂らしてから装着すると、滑りが良くなり、スムーズに入れやすくなります。
7. 深呼吸とリラックス
緊張すると、まぶたに力が入って目が開けにくくなります。深呼吸をしてリラックスし、力を抜くことを意識してみましょう。焦る気持ちは分かりますが、「大丈夫」と自分に言い聞かせることが大切です。
まとめ:慣れればきっと大丈夫!快適なコンタクトライフを
コンタクトレンズの装着は、慣れるまで時間がかかることもありますが、今回ご紹介したポイントを実践することで、きっとスムーズにできるようになるはずです。もし「レンズがどこか分からない!」と焦った時も、冷静に対処法を試してみてくださいね。
コンタクトレンズは、正しく使うことで、私たちの生活をより快適で豊かなものにしてくれます。困った時は無理をせず、眼科やコンタクトレンズ販売店に相談し、安全で快適なコンタクトレンズライフを送りましょう!