クリックポストが届かない!いつ受け取れる?追跡と日数の目安、万が一の対処法を徹底解説
全国一律料金でお得に送れる「クリックポスト」。インターネットで簡単に手続きができ、ポスト投函で発送できる手軽さから、フリマアプリやネットショップの発送によく利用されていますよね。でも、いざ荷物を送ったり受け取ったりする際に、「なかなか届かない」「いつ受け取れるんだろう?」と不安になることもあるかもしれません。
この記事では、クリックポストが届かない原因から、配達にかかる日数、そして万が一の対処法まで、受け取りに関する疑問を徹底解説します。クリックポストを安心して利用するために、ぜひ参考にしてくださいね。
クリックポストが届かない!考えられる主な原因
「追跡しても動きがない」「予定日を過ぎても届かない」といった場合、いくつかの原因が考えられます。
1. 郵便局側の遅延
クリックポストは、日本郵便のサービスなので、郵便物全体の状況に影響を受けます。
繁忙期: 年末年始、お盆、ゴールデンウィークなどの長期休暇前後や、通販サイトのセール時期などは、郵便物の量が大幅に増えるため、配達が遅れることがあります。
天候不良・災害: 台風、大雪、地震などの自然災害が発生した場合、交通網が寸断されたり、郵便局の業務に支障が出たりして、配達が大幅に遅れることがあります。
システム障害・人為的ミス: ごく稀に、郵便局側のシステムトラブルや、配達・仕分け作業中の人為的なミスによって、遅延や紛失が発生することもあります。追跡情報が全く反映されない、途中で止まっているなどの場合は、この可能性も考えられます。
2. 差出人側の問題
発送手続きに不備があった場合、荷物が届かない原因になります。
宛先の間違い: 住所の記載ミスや番地抜けなどがあると、配達が遅れたり、返送されたりすることがあります。
料金不足・サイズオーバー: クリックポストにはサイズと重さの規定があります。規定を超えていたり、支払い手続きが完了していなかったりすると、差し戻されたり、配達が遅延したりします。
発送手続きの遅れ: 差出人がラベルを作成したものの、ポスト投函が遅れたり、集荷時間を過ぎて投函したりした場合、当然配達も遅れます。
3. 受取人側の状況
荷物が届かない原因が、受け取る側にあるケースもあります。
不在通知の見落とし: クリックポストは基本的に郵便受けへの投函ですが、郵便受けに入らない場合は不在通知が投函され、郵便局に持ち戻りになります。この不在通知を見落としている可能性があります。
引っ越し: 転居届を出していない、あるいは転居届を出してから時間が経っていないなどの場合、旧住所に配達されてしまうことがあります。
同居人が受け取っている: 家族や同居人が受け取っていて、本人に渡っていないケースも意外と多いです。
4. 誤配・盗難
ごく稀ではありますが、誤って別の家に配達されてしまったり、集合住宅などで盗難に遭ったりする可能性もゼロではありません。特に、鍵がない郵便受けや、不特定多数の人が出入りする場所に設置された宅配ボックスなどに投函された場合、リスクが高まります。
クリックポストはいつ届く?配達日数の目安と追跡の活用
クリックポストの配達日数は、一般的に差出日の翌日または翌々日が目安です。ただし、これはあくまで目安であり、上記のような様々な要因で遅れることがあります。
配達日数の目安
同一都道府県内: 翌日
隣接都道府県: 翌日〜翌々日
遠方(北海道・沖縄・離島など): 2日〜4日程度、さらにかかる場合もあります。
郵便追跡サービスの活用方法
クリックポストには追跡サービスが付帯しています。荷物の現在地や配達状況を確認できるので、積極的に活用しましょう。
お問い合わせ番号の確認: 差出人から通知された12桁のお問い合わせ番号を用意します。
日本郵便の追跡サービスへ入力: 日本郵便のウェブサイトにアクセスし、お問い合わせ番号を入力します。
状況の確認:
「引受」:郵便局が荷物を受け付けた状態です。ポスト投函の場合は、集荷されて郵便局に到着した時点から反映されます。
「中継」:荷物が配達途中の郵便局を経由している状態です。
「到着」:配達先の最寄りの郵便局に荷物が到着した状態です。
「お届け先にお届け済み」:配達が完了したことを示します。郵便受け投函の場合もこの表示になります。
「ご不在のため持ち戻り」:郵便受けに入らなかったため、不在通知が投函され、郵便局に持ち戻られた状態です。
【追跡が反映されない場合】
タイムラグ: ポスト投函後、追跡情報が反映されるまでに数時間から翌日かかることがあります。特に集荷時間を過ぎて投函した場合は、反映が遅れます。
入力ミス: お問い合わせ番号の入力ミスがないか、もう一度確認しましょう。
郵便局への問い合わせ: 荷物を投函した翌日以降も追跡情報が全く反映されない場合は、差出人が最寄りの郵便局に問い合わせてみましょう。
クリックポストが届かない時の具体的な対処法
「追跡しても分からない」「予定日を大幅に過ぎている」といった場合は、以下の手順で対処しましょう。
1. 追跡番号でこまめに状況を確認する
まずは基本中の基本ですが、定期的に追跡サービスで状況を確認します。特に「お届け先にお届け済み」と表示されているのに届いていない場合は、以下のステップに進みます。
2. 郵便受けやポスト周りを確認する
「お届け済み」なのに手元にない場合、まずは自宅の郵便受けをくまなく確認しましょう。
郵便受けの奥: 意外と奥に押し込まれていることがあります。
集合住宅の集合ポスト: 他の住人の郵便物と混ざっていないか。
ポスト周り: ポストに入りきらず、玄関ドアの隙間や植木鉢の影などに置かれている可能性もゼロではありません。
不在通知の有無: ポストやドアに不在通知が投函されていないか確認します。郵便受けに入りきらない荷物の場合は、郵便局が持ち帰っている可能性があります。
3. 家族や同居人に確認する
家族や同居人が先に受け取っていて、本人に渡っていないケースもよくあります。念のため確認してみましょう。
4. 差出人に連絡する
荷物が届かないことを差出人に伝え、状況を確認してもらいましょう。差出人は以下の情報を確認できます。
追跡番号が間違っていないか: 差出人が通知した番号に誤りがないか確認してもらいます。
発送手続きの状況: 実際にいつ発送したのか、手続きに不備がなかったかなどを確認できます。
5. 日本郵便に調査を依頼する
上記の方法を試しても解決しない場合、差出人から日本郵便に調査を依頼してもらうことになります。
調査依頼の手順: 差出人が、発送した郵便局または日本郵便のお客様サービス相談センターに連絡し、荷物の調査を依頼します。この際、お問い合わせ番号や発送時の情報が必要になります。
注意点: 受取人から直接調査依頼をすることはできません。必ず差出人から依頼してもらいましょう。
クリックポストを安心して利用するための予防策
荷物が届かないといったトラブルを未然に防ぐために、以下の点に注意しましょう。
正確な宛先情報の入力: 発送する際は、住所、氏名、電話番号など、宛先情報を何度も確認し、誤りのないようにしましょう。
適切な梱包: 配送中に破損したり、中身が出たりしないよう、丈夫な資材で丁寧に梱包しましょう。水濡れ対策も忘れずに。
厚さ・重さの規定を厳守: クリックポストの厚さ3cm、重さ1kg以内という規定を厳守しましょう。オーバーしていると、差し戻しや追加料金が発生し、配達が遅れる原因になります。
追跡番号の保管・通知: 差出人は、発送後にお問い合わせ番号を控えておき、受取人にも忘れずに伝えるようにしましょう。
配達状況のこまめな確認: 発送後は、追跡サービスでこまめに状況を確認することをおすすめします。
まとめ:クリックポストのトラブルは、落ち着いて対処すれば大丈夫!
クリックポストが届かないと不安になりますが、多くの場合、落ち着いて原因を探し、適切な対処をすれば解決します。
まずは追跡サービスで状況を確認し、配達日数の目安と照らし合わせましょう。
郵便局側の遅延、差出人側の不備、受取人側の状況、誤配・盗難など、様々な原因が考えられます。
荷物が届かない場合は、郵便受けの確認、家族への確認、差出人への連絡、そして最終的には日本郵便への調査依頼という順序で対処しましょう。
クリックポストは非常に便利なサービスですが、トラブルはゼロではありません。今回ご紹介したポイントを参考に、安心・安全にクリックポストを活用してくださいね。