「カラコンが取れない!」もう焦らない!外しにくい原因と安全・簡単な外し方を徹底解説
「せっかく可愛いカラコンをつけたのに、いざ外そうとしたら全然取れない…!」
「指で触るのが怖くて、毎回外すのに時間がかかってしまう…」
カラコン(カラーコンタクトレンズ)は、手軽に瞳の印象を変えられるおしゃれアイテムとして大人気ですよね。でも、いざ外すとなると、なかなか取れずに焦ったり、目に傷をつけないか心配になったりする経験はありませんか?特に初めてカラコンを使う方や、普段メガネ派の方にとっては、外すのが一苦労…なんてことも。
この記事では、カラコンが外しにくいと感じる主な原因から、目に負担をかけずに安全かつ簡単に外すための具体的な方法、そして外しやすくするための事前準備まで、詳しく解説していきます。もうカラコンを外すのが怖くない!快適なカラコンライフのために、ぜひ最後までお読みください。
「カラコンが取れない!」と焦る前に知りたい原因
カラコンが外しにくいと感じるのには、いくつかの理由が考えられます。原因を知ることで、落ち着いて対処できるようになりますよ。
1. 目の乾燥(ドライアイ)
最も一般的な原因の一つです。
涙液不足: エアコンの効いた部屋に長時間いたり、パソコンやスマホを長時間見続けたりすると、涙の量が減り、目が乾燥します。レンズが目に貼り付いたような状態になり、外しにくくなります。
レンズの素材: 高含水率のレンズは、乾燥しやすい環境だと目の水分を奪いやすく、ドライアイを悪化させることもあります。
2. レンズの素材や含水率、カーブが目に合っていない
低含水率レンズ: 水分蒸発が少ない反面、潤いが足りないと硬く感じ、外しにくくなることがあります。
ベースカーブ(BC)の不一致: レンズのカーブが目のカーブと合っていないと、レンズが目に張り付いてしまったり、逆にずれてしまったりして、外しにくさの原因になります。
3. 外し方に慣れていない、力が入りすぎている
指の水分不足: 指が乾燥していると、レンズを掴みにくくなります。
目に力が入っている: 恐怖心からまぶたや目に力が入りすぎると、眼球が硬くなり、レンズが外れにくくなります。
無理な外し方: 爪を立ててしまったり、強く引っ張りすぎたりすると、目やレンズを傷つける原因になります。
4. レンズの汚れや劣化
タンパク質や脂質の付着: レンズ表面に汚れが付着していると、滑りが悪くなり、外しにくくなることがあります。
レンズの劣化: 装用期間を超えて使用したり、適切にケアされていないレンズは、素材が劣化して硬くなったり、変形したりして、外しにくくなります。
もう怖くない!安全・簡単なカラコンの外し方【基本編】
これからご紹介する方法は、目に負担をかけずにカラコンを外すための基本的な手順です。鏡を見ながら、落ち着いて行いましょう。
事前準備が成功の鍵!
手を清潔にする:
石鹸で指先まで丁寧に洗い、清潔なタオルで水気をしっかりと拭き取りましょう。手が汚れていると、目に雑菌が入る原因になります。
鏡を目の前に置く:
明るい場所で、両手を使えるように鏡を目の前に置き、自分の目をよく確認できる体制を整えましょう。
目薬を点眼する(乾燥している場合):
目が乾燥して外しにくいと感じる場合は、人工涙液やコンタクトレンズ用の目薬を数滴点眼し、瞬きをして潤いを補給しましょう。レンズと目の間に涙が入ることで、滑りが良くなり外しやすくなります。
基本の外し方(つまむ方法)
多くのカラコンで推奨されている基本的な外し方です。
まぶたをしっかり開く:
利き手の人差し指で上まぶたを、もう片方の手の中指で下まぶたをしっかりと引き下げ、レンズがしっかり見えるようにします。これが意外と重要です!まぶたにレンズが隠れていると掴みにくくなります。
レンズをずらす:
利き手の人差し指の腹で、レンズの下の縁を軽く触り、**黒目(虹彩)から白目の方へゆっくりとずらします。**この時、力を入れすぎないように注意しましょう。
ずらしたレンズを優しくつまむ:
白目にずらしたレンズの端を、利き手の親指と人差し指の腹で優しく挟むようにして、ゆっくりと取り外します。爪を立てないように、指の腹を使うのがポイントです。
それでも取れない時は?もう一つの外し方(まばたきを利用する方法)
どうしてもつまんで取れない場合は、まばたきの力を利用する方法も試してみましょう。
まぶたをしっかり開く:
基本の外し方と同様に、まぶたを大きく開きます。
人差し指の腹でレンズの下縁に触れる:
利き手の人差し指の腹で、レンズの下の縁を軽く触れます。
ゆっくりとまばたきをする:
レンズに触れた指を下まぶたのキワに置いたまま、ゆっくりと目を閉じ、まばたきをします。すると、レンズが指の腹に乗り、自然と目から離れやすくなります。
外れたレンズをキャッチ:
そのまま指でレンズをキャッチして取り外します。
外しやすくするための「裏ワザ」と注意点
外す時間を決める:
家に帰ったらすぐに外す、などルーティン化すると、外し忘れを防げます。
指の乾燥対策:
指が乾燥していると滑って外しにくいことがあります。清潔な指に少しだけ目薬をつけたり、手を洗った後も指の水分が残りすぎない程度に調整したりすると、レンズを掴みやすくなります。
焦らない!リラックス:
焦ると目に力が入ってしまい、ますます外しにくくなります。深呼吸をして、リラックスした状態で行いましょう。
無理はしない!:
どうしても外れない場合は、無理に外そうとせず、眼科を受診しましょう。無理に外すと目を傷つけてしまう可能性があります。
カラコン装用後のケアも忘れずに!
カラコンを外した後は、目の健康のために以下のケアを行いましょう。
目薬を点眼する:
防腐剤フリーの人工涙液などを点眼し、目を潤わせてあげましょう。
目を休ませる:
外した後は、しばらくメガネで過ごし、目に休息を与えましょう。
違和感があれば眼科へ:
レンズを外した後も、目の充血、痛み、ゴロゴロ感、視界のぼやけなどの違和感が続く場合は、すぐに眼科を受診しましょう。
まとめ:安全な外し方で、楽しいカラコンライフを!
カラコンが取れないと焦ってしまう気持ち、とてもよくわかります。しかし、正しい外し方と事前準備、そして落ち着いて対処する心構えがあれば、カラコンの取り外しは決して難しいことではありません。
大切な目を守りながら、安全に、そして快適にカラコンライフを楽しむために、この記事でご紹介した方法をぜひ実践してみてください。もう「取れない!」と焦ることはありません。自信を持って、お気に入りのカラコンで毎日のおしゃれを楽しんでくださいね!