鹿島神宮は「怖い」ってホント?ご利益は?最強パワースポットの魅力と見どころを徹底解説!
「鹿島神宮って、なんだか怖いって聞くけど本当?」「どんなご利益があるの?」そんな疑問を持っていませんか?日本屈指のパワースポットとして知られる鹿島神宮は、その荘厳な雰囲気ゆえに、時にそんな風に誤解されることもあるようです。
でも大丈夫!鹿島神宮は、私たちに力強いご利益をもたらしてくれる、とても有難い神様が鎮座する場所なんです。今回は、鹿島神宮がなぜ「怖い」と言われるのか、その真相に迫りつつ、どんなご利益が期待できるのか、そして訪れたらぜひ見てほしい見どころを、分かりやすくご紹介します。鹿島神宮の魅力をたっぷり感じて、あなたの人生にパワーをチャージしましょう!
鹿島神宮が「怖い」と言われるのはなぜ?その真相に迫る!
鹿島神宮が一部で「怖い」と言われるのには、いくつかの理由があるようです。しかし、これらは神様が私たちを試したり、罰を与えたりするような恐ろしいものではなく、その神聖さや力強さに由来するものが多いんです。
- ご祭神「武甕槌大神(タケミカヅチノカミ)」の力強さ 鹿島神宮のご祭神である武甕槌大神は、日本建国や武道の神様として知られる、非常に力強い神様です。古事記や日本書紀にも登場し、日本の国を平定するために活躍された武勇の神様として崇められています。その圧倒的なパワーや、物事を断ち切り進める「荒々しい側面(荒御魂)」を持つことから、畏敬の念とともに「怖い」と感じる人もいるようです。
- 大鯰(おおなまず)を抑える「要石(かなめいし)」の伝説 鹿島神宮には、地中で暴れて地震を引き起こすとされる巨大な鯰の頭を、ご祭神が地下深くから抑えつけているとされる「要石」があります。この要石は、水戸黄門として知られる徳川光圀公が掘り起こそうとしたものの、到底掘り尽くすことができなかったという逸話が残るほど、計り知れない力を秘めているとされています。大地を鎮めるその巨大なエネルギーが、「怖い」という印象につながるのかもしれません。
- 深い森と荘厳な雰囲気 広大な境内は、樹齢数百年の杉やシイの木が立ち並ぶ深い森に囲まれています。特に奥参道は、昼間でも薄暗く、神秘的で厳かな空気が漂っています。その静寂さや、古くから続く神聖な場所であるという歴史が、畏怖の念を抱かせ、「怖い」と感じる一因となることがあります。
このように、「怖い」という感情は、鹿島神宮の持つ強力なパワーや神聖さに対する畏敬の念から来ていることがほとんどです。決して人を傷つけるような恐ろしい場所ではありませんので、ご安心くださいね。
どんなご利益があるの?鹿島神宮で授かれるパワー
武道の神様として知られる鹿島神宮は、特に以下のようなご利益があると言われています。
- 勝利祈願・必勝祈願 ご祭神である武甕槌大神は、数々の戦いに勝利をもたらした武神です。そのため、勝負運を高めたい方、目標達成を願う方にとって最高のパワースポットです。ビジネスでの成功、受験の合格、スポーツでの勝利など、人生のあらゆる「勝負どころ」で強い後押しをしてくれるでしょう。Jリーグの鹿島アントラーズも、必勝祈願に訪れることで知られています。
- 物事の始まりを後押し「鹿島立ち」の地 古来、防人や武士が旅立つ前に鹿島神宮で武運を祈願したことから、「鹿島立ち」(=旅立ち、門出)という言葉が生まれました。新しい仕事、新しい生活、新しい挑戦など、何かを始める際に訪れると、その一歩を力強く後押しし、積極的に道を切り開いていく勇気とエネルギーを授けてくれます。
- 厄除け・開運招福 武甕槌大神は雷や剣を司る神様でもあり、厄災や災害から人々を守る力があるとされています。厄除けや開運招福を願うことで、悪い流れを断ち切り、良い運気を引き寄せる手助けをしてくれるでしょう。
- 縁結び・安産祈願 ご祭神の御神宝である「常陸帯(ひたちおび)」にちなんで、縁結びや安産祈願のご利益もあると言われています。新しい良縁を求める方や、お子さんを望む方にも温かいご利益を授けてくださいます。
鹿島神宮のパワースポットとしての見どころを徹底解説!
広大な境内には、強力なパワーを放つスポットや、歴史を感じさせる美しい建造物が点在しています。訪れたらぜひ足を運んでほしい場所をご紹介します。
1. 朱色の鮮やかな「楼門(ろうもん)」
日本三大楼門の一つに数えられる、国の重要文化財です。徳川家光の病気平癒を祈願して回復したお礼に、水戸藩初代藩主・徳川頼房が奉納したものと伝わっています。その美しさと迫力は、見る者を圧倒します。
2. 武神の力が宿る「本殿・拝殿」
楼門をくぐり、奥へ進むと現れるのが、重厚な檜皮葺きの屋根を持つ拝殿。その奥にはご祭神が祀られる本殿があります。ここでは、武甕槌大神の穏やかな側面である「和魂(にぎみたま)」のご神気が息づいていると言われ、心が落ち着き、平和なエネルギーを感じられるでしょう。
3. 神秘的な静けさ「奥参道」と「奥宮(おくみや)」
本殿の裏手から続く約300メートルの奥参道は、うっそうとした森に囲まれ、ひときわ神聖な雰囲気が漂っています。この道は、かつて流鏑馬(やぶさめ)神事が行われた場所でもあり、古木の根が複雑に絡み合う様子は圧巻です。
奥参道の先に鎮座する「奥宮」には、武甕槌大神の荒々しい側面である「荒御魂(あらみたま)」が祀られています。ここでは、荒々しいけれど、まさに前向きに進むための力強いエネルギーを感じられるでしょう。新しい挑戦を始める際や、困難を乗り越えたい時に、ぜひ参拝してみてください。
4. 地震を鎮める「要石(かなめいし)」
奥宮からさらに奥へ進むと、大地に突き出た小さな石が見えてきます。これが、大鯰を抑え、地震を鎮めているとされる伝説の「要石」です。目に見える部分はわずかですが、その地下には想像を絶するほど巨大な部分が埋まっていると言われています。地球のエネルギーと深く繋がっていることを感じられる、強力なパワースポットです。
5. 澄み切った湧水が湧き出る「御手洗池(みたらしがいけ)」
奥参道の途中にある御手洗池は、1日40万リットルもの清らかな水が湧き出す神秘的な池です。澄んだ水は底まで見渡せ、その美しさに心が洗われます。かつては参拝前に身を清める場所でもありました。大人が入っても子どもが入っても水面が胸の高さにくるという不思議な言い伝えがあり、夏でもひんやりとした空気が漂います。
6. 「神の使い」に会えるかも?「鹿園(ろくえん)」
鹿島神宮では、鹿が神様のお使いとされています。境内の一角にある鹿園では、可愛らしい鹿たちがのんびりと過ごしています。タイミングが良ければ、近くで鹿と触れ合うこともできるかもしれません。
7. 水上鳥居「西の一之鳥居」
鹿島神宮本殿から約2km離れた北浦の湖上に立つ巨大な鳥居です。水上鳥居としては日本最大級の大きさを誇り、かつて水路で参拝していた時代を再現しています。夕暮れ時には水面に映る鳥居が幻想的な景色を作り出し、人気のフォトスポットにもなっています。
まとめ:鹿島神宮であなたの「新たな始まり」を力強く後押し!
鹿島神宮が「怖い」と言われるのは、その強力な神様のパワーと、大地を鎮める要石の伝説、そして荘厳な森がもたらす畏敬の念からでした。しかし、その本質は、私たちに勝利、新たな始まりへの後押し、厄除け、そして縁結びや安産といった、素晴らしいご利益を授けてくださる、とても有難いパワースポットです。
広大な境内には、歴史的な建造物や神秘的な自然が調和し、訪れる人々を温かく迎え入れてくれます。ぜひ一度、その足で鹿島神宮を訪れ、その清々しい空気と力強いエネルギーを感じてみてください。きっと、あなたの人生の「門出」を力強く後押しし、前向きな一歩を踏み出す勇気を与えてくれるはずですよ!